マスター☆ロッド げいんざあげいん

第三話 魔王トールとハルマ君(3) クレスタちゃんの場合 前編


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「うんしょ、うーんしょ」

 徹の目の前でクレスタの尻が揺れていた。胸ほどの段差をどうにか自力で乗り越えようと使用としている。彼女の努力の光景である。

 括れた腰のラインに、実に的確にそだった尻。ちょっと脇の下に目をやれば、後ろからでもラインが確認できる、豊満な胸。男好きする体、というのはこういうものを言うのだろうか、と徹は繁々とその光景を見守った。

「あの……、トールさん?」
「なーにー? クレスタちゃん?」
「……見てないで、手伝ってほしいんですけど?」
「ん? いいよ」

 ジト目のクレスタにトールはスタスタと歩み寄り、

「あの……」
「ん、どしたの? いいよ?」

 クレスタは自分のお尻の側で膝を付き両手を構えてスタンバイする徹を見て、はぁ、とため息をつく。

「――その、トールさんは、多分私の不安を紛らわそうとしてそういうことをわざとやっていると思うんですけど――」
「うん」
「――それを差し引いてもちょっとえっちです」

 人差し指を立て、めっとしながら頬をふくらませるクレスタ。

「ああ、ごめんね。ほら、クレスタちゃんハルマ以外の男の人ダメって知ってるからさ、ちょっと緊張とお尻を揉みほぐした方がいいかなーって」

 そう言って徹は指をワキワキさせた。クレスタはハルマと出会い、一緒に旅立つまではとある村の教会に務めていた。その片田舎の教会は現在この世界の最大派閥の宗派の出張所みたいなもので、ある一定期間、中央から高位の神官が派遣されてきて、運営を取り仕切る形である。クレスタはその神官に性的な虐待を受けていたのだ。といっても夜な夜な性奴隷として慰みされたのでは無く、何かにつけては胸を触られたり、お尻を揉まれたりというレベルであった。そしてハルマの登場により、なんやかんやで事件が起き、強引に神官に犯される寸前で助けだされたのだ。

 ちなみに徹の存在はその時の救出メンバーとして、しっかりとクレスタの思考に刷り込まれている。

 その姿をみて、クレスタは少し呆れた様子でくすくすと笑い出す。

「……もうっ、相変わらず子供みたいな人ですね。……トールさんなら大丈夫ですよ」

 クレスタはとことこと歩み寄り、躊躇いがちに徹の手を握る。

「ほら、ね?」

 とクレスタは徹の手を握り、微笑んだ。

「クレスタちゃん、可愛いなぁ、でもさ、ハルマにはいつもおっぱい押し付けてるよね? 俺にもしてよー」
「うふふ、それはだめですよ。 私はハルマさんの事が大好きです。男の人が怖い人だけじゃないってことを気づかせてくれた、大切な人なんです。トールさんの事は嫌いじゃ無いですけど、えっちなことはハルマさんだけなんですから」

 遠視投影で暫くハルマ一行を見守っていた徹は知っている。
 クレスタはいつもハルマの腕に絡みついている。

(うん、ちょっと異常って思えるくらいにね?)

 徹は思う。クレスタは、3人の女の中で恐らく一番熟れている。精神的な意味でも、肉体的な意味でも。――そうなのだ。ちょっと見ていれば馬鹿でも分かる。きっとシーリスもステラも薄々気づいている。そして、きっとハルマも気づいている。

 ――クレスタ本人だけが気づいていない。

 彼女の心が男を拒否をしていても、体は求めていることに。

 そしてそれを知っていて尚、最後の一線を超えないハルマは徹に言わせればヘタレである。

(クレスタちゃんの心を大切にしたいんだね、ハルマくん。うん、実に素晴らしい。俺は応援する。精一杯応援するよ。だから代わりに、俺はクレスタちゃんの体を大切してあげようじゃないか)

 クレスタの心は覚えている。
 自分の胸に食い込む、自分以外の指の嫌悪感を。

 クレスタの体は覚えている。
 柔肉を揉まれた先に芽生えた快感の篝火を。

 クレスタの心は忘れない
 腰を撫でられ肌が泡立つその瞬間を。

 クレスタの体は忘れない。
 タイトな修道服に映る下着のラインを、つうっと撫でられて走らされた甘美な痺れを。

 彼女の中には淫靡な欲望と、それを否定する二面性がせめぎ合っていた。だからクレスタはハルマに抱きつくのだ。気づいて欲しいのだ。例え、彼女の心がその渇望に気づかなくとも。

 ――彼女の体は、その快感を欲している。

 徹は思う。ならば、与えてあげよう、と。
 彼女の想像もつかない方法で、想像もつかない死角から、
 決して戻れない場所へ彼女を攫ってあげるようじゃないか、と。


「――クレスタちゃん。あれって、ハルマのカードじゃない?」


 その瞬間、クレスタの顔がぱっと明るくなり、徹が指を指した先にあるカードへと向かう。
 それが、悪魔の誘いとも知らずに。




「――ハルマさん、ハルマさん、そちらは大丈夫ですか? ――無事ですか?」

 クレスタはカードへと語りかける。ハルマのカードは全てハルマと魔力でつながっている。今までのクエストでもハルマたちは何度もこの機能を利用してきた。

「――はい、あ、はい!! そうなんですね――、はい、こちらも全員無事です!!」

 どうやらクレスタはハルマと無事通信が出来たようである。
 カードを胸に抱き、嬉しそうにカード越しにハルマとの会話を楽しんでいた。

「はい、――そうですか、でも無事でよかったです。――それじゃ1日だけこの場で待機すればいいんですね? はい、ええ、うん……大丈夫です。 それじゃみんなで集まって待ってます。……はい、それじゃ……、はい大好きです、ハルマさん」

 ――当然、通信先のハルマも、このカードも徹のフェイクである。

「トールさん!! ハルマさんは無事で、もうこのダンジョン出口に拠点を確保したそうです。 ですので、今転移の術式を作っているそうでして、……1日だけこのカードでみんな待機しててくれって」

「オッケー、それじゃ伝えるよん。……ん? なんか他の二人も休憩中だってさ、特に怪我とかもないから、ゆっくりくるってさ」

 徹はクレスタにそう伝えると、徹は床にごろんと寝っ転がる。

「結局、これで決まりかー、魔王とかいってもハルマにかかっちゃ型なしだなー……」
「うふふ、そうですね。 流石ハルマさんですね……、さて、みんなを待ちましょうか、幸いここらにはモンスターの気配も無いみたいですし」

 クレスタは徹から少し距離をおいてちょこんと座る。

 そして、徹は呟いた。

「そっかー……、俺ら、ずっと一緒にやってきたけど、これでお別れだね、寂しいなぁ……」

 クレスタ達の記憶は既に徹によって加工されている。
 今、徹の存在は彼女たちの中で、ここ数年間、ハルマ、シーリス、クレスタ、ステラと一緒に数々の苦難を乗り越えてきた信頼出来る仲間、徹であった。

「……え、なんでですか?」

 心底意外そうな顔でクレスタは首をかしげる。

「だって言ってたじゃないか、クレスタ達、突入前にハルマに『一緒に暮らそう』ってさ、そうなんだよ、可愛い女の子3人に男2人。――しかも女の子達はみんなハルマが好きで、ハルマも君たちを好き。――元々このパーティーは無理があったんだよ」

「……そんな、でも……、……トールさん、そんな様子少しも――」

「出さないさ。――本音を言うとね、俺も男だからさ、クレスタ達みたいな女の子がいたら、人並みに興奮するよ、ただ、俺はハルマものことも嫌いじゃないんだ。そして――クレスタ達のことも好きなんだ。みんなが楽しくしている様子を壊すほど、無粋じゃない――」

「……トールさん」

「だからさ、クレスタ……。きっと俺が消えるのが、一番いいのかな、ってふと思ったんだよ……」

「トールさん……、そんなこと言っちゃ嫌です。私も、シーリスもステラもハルマもトールさんをすごく頼りにしてて、いっぱい、いっぱい助けられて、そんなトールさんが居なくなっちゃうなんて、悲しすぎます……!!」

 クレスタが徹の隣に移動し、手を取った。

「クレスタ……、ありがとう、でもねダメなんだよ」

「なんで、なんでですか。私達、仲間じゃないですか……!!」

 クレスタの手の力がこもる。

「違うんだ、俺はね、クレスタちゃん……」

 そして、徹はクレスタのその手を握り返し、




「クレスタちゃんのおっぱいを揉みたいんだよ!!」




「……はい?」

 あまりの予想外の返しに、クレスタは思わず問い返す。

「うん、いままでずっと我慢してたんだけど、俺、クレスタちゃんのおっぱいをずっと揉みしだきたかったんだよね?」

 ぶんぶん、と徹は笑顏で今だ手を繋ぎっぱなしの手を上下に振る。

「……はぁ、トールさんはやっぱトールさんでした。……なんでそういうところはおバカなんですかぁ、もう……」

 がっくりと項垂れるクレスタ。

「え、だって、ほら、クレスタ可愛いし、スタイル抜群だし、すっごいエロい胸してるし、もう何度も後ろから襲いかかろうかと思ったけどさ、……クレスタ神官に嫌な目にあってるじゃん。だから無理矢理は良くないと思って我慢してたんだよね」

「……はぁ、一応聞いてあげます。トールさんじゃ無ければ訴訟ものですよ?」

「――うん、ありがとう!! あのさ、流石にハルマと結婚しちゃったらさ、諦めるしか無いじゃん。だから直感的に悟ったね、もう俺にチャンスはは今しかないんだって!!」

「……なんというか、トールさんそのポジティブ思考は凄いと思うんですが、使いどころをもう少し考えてもらえると、ハルマさんも楽になるんですけど……」

 はー、と深い溜息をついてクレスタはハルマを見た。

「……一つ聞きたいんですけど」
「うん?」
「……これって私が拒否しても、私はトールさんに揉まれちゃう流れなんですか?」

 と、クレスタは手を胸で庇いながら、じっとりとした視線でクレスタは徹をみる。

「うんにゃ」
「……ああ、やっぱそうですよね――って、揉まないんですか……?」

 二人の間に流れるしばしの、沈黙。
 口を開いたのはクレスタである

「……あの、今私とトールさんは――」
「――二人きりだねぇ」
「……それでトールさんは私の胸を――」
「超揉み込みたい!!」
「……えーと……んーと、トールさんがもし力ずくで襲ったら?」
「――たぶん、俺が勝っちゃう。俺強いし!!」
「……ですよね……」

 そしてクレスタはぷっと吹き出す。

「――襲わないんですか?」

 そして徹は答える。

「襲いたいんだけどにゃー、クレスタちゃん泣いちゃうでしょ。俺クレスタちゃんを泣かすなら、お互い合意の上で気持ちがいい鳴き声をあげてほしいなー」

 ――実に滑稽な茶番である。
 そもそも、クレスタが持つ徹の記憶は捏造されたものである。
 そして、クレスタのハルマに対する思いは本物である。

 偽りの信頼がそのままでは、本物の愛情に勝つことは無い。
 きっとストレートに徹がクレスタを襲えば、最終的にはただのレイプになる。

 徹は思う。今回はそれではつまらないと。

 だから徹はこの茶番を演じた。

 ――相手の慮外の返答をすることで、
 ――歪な素直さを見せることで、
 ――そして、相手に最終的な選択権を委ねることによって、

「……ごめんなさいトールさん。やっぱ胸を揉まれるのは、ちょっと抵抗はあります……」

 ――偽りの信頼が、

「――でも、その」

 ――譲歩というクレスタからの感情によって

「……すこし、触るぐらいなら……、まあ我慢してあげます。トールさんにはお世話になってるし……」

 ――一歩踏み込ませてしまうのだ。

「……ちょっとって、どれくらい?」
「……もう、がっついちゃだめです。……ら、乱暴なのは嫌ですよ?」

 そう呟くクレスタの瞳の奥に少しだけ昏い期待の眼差しが宿る。
 実のところ、クレスタは徹の手を握った時に、その手の大きさと無骨さに少しだけ酔っていた。一人で慰める時も、決して手に収まらることの無い自分の双丘。ハルマだって、あの神官の手だって、きっと持て余すに違いない。

(……この手に触られたらどんな感じになるのでしょうか)

 そんなことを少しだけ、クレスタは考えてしまっていたのだ。

 そして、クレスタと徹は正面から向かい合う。
 ゆっくりとクレスタの両手が胸から離れ、膝の上に置かれる。

「……はい、……どうぞです。……ってなんか恥ずかしいですねこれ」
「ううん……、クレスタちゃん、かわいい…………」

 徹の右手が、クレスタの左に胸に徐々に伸びていく、その様子をクレスタの視線が追っていく。そして徹の指がいっぱいに開かれて――

 ぽん

 と軽く載せられた。
 服越しに徹の手のひら全体から温かい体温がクレスタの左胸全体に伝わる。
 クレスタが少しだけ身を捩るが、姿勢はほぼそのままだ。

「…………」

 そして、徹の手が、さわさわと、ふにふにとクレスタの右胸を優しく撫でていく。
 上から右に、右から前へ、前から下に。

(あ、これ……あったかくてここちいいです……)

 徹の手はただ撫でるだけだ、さわるだけ、というクレスタの要望をしっかりと守っている。
 そんな徹の姿勢がクレスタはなんとなしに微笑ましく感じてしまった。

(……まるで教会でじゃれてくる子供みたいです)

 そう、心のなかでくすりと笑ったそのとき。
 今度は右胸に徹の左手が置かれた。

 さわさわと、表面を撫でて、そして手のひらで少しだけ押し込まれ、また撫でられていく。

「ふふ……くすぐったいです……もう、本当に約束を守るんですね。ちょっとだけ乱暴に揉まれちゃうんじゃないかなとか思っていました――きゃ、もうっ……」

 クレスタが少しおどいた声を上げる。
 徹の両手が胸の下に潜り込み、ぽんぽんと上下に軽く揺さぶられたからだ。

「……ちょっと油断したらいきなりえっちなさわりかたになりました……、やっぱトールさんはスケベさんですね……」

「んー、……この触り方はイヤ?」
「……いえ、ちょっと新しい感覚でした」
「そっかー」

 そう言っている間にも徹の手は動く。前から脇へ、ゆっくりと前後に徹の手のひらがクレスタの胸を撫でまわしていった。

「……ねぇトールさん。……私の胸、どうですか?」
「――すっごくきもちい、やわらかくてふわふわしてて、本当はいっぱい揉んであげたいんだけど、クレスタちゃんが泣いちゃうから我慢する……」
「うふふ、いい子ですね……、……まあでも、ハルマと同じでトールさんには嫌な感じはありません、でもこれはラブじゃなくて……、きっとライクですね………………、……」

「……クレスタちゃん」
「……………………」

 徹の指が、クレスタの両胸の先端を、やさしく擦る。
 先ほどの前から脇への両胸の愛撫。両の手の平で前からゆさゆさと揺するの動きによりクレスタの修道服の中では内から外へ大きく衣擦れが起きる。そしてそこまで刺激されてば、当然クレスタの大きい胸の先がぷっくりと起きてくる。

「これどう?」
「…………、…………、…………ぁ」

 徹の指は止まらない、ただ優しくクレスタの両乳首を指先で撫でている。

「乳首、きもちい?」
「……ぁ……ぁ…………ぁ」

 人差し指と中指の腹で乳首の部分を浅く捏ねられながら、クレスタは浅く頷く。

「指でわしゃわしゃ」
「ゃ……こらぁ……♡」

 両胸の先っちょで指が踊る。豊満なクレスタの胸が指の先で優しくひっかかれるたびに、クレスタの体が少し跳ねる。

「親指でスリスリ」
「…………ぁ……はっ♡」

 もはや服の上からでも視認できるクレスタの乳首を徹の親指がくにゅくにゅと撫でで行く。きっと服の中では、こりこりとした突起が服の繊維越しに頭を撫でられているのだろう。

「ねぇ、クレスタちゃん……」
「……ん……ぁ♡……んっ――」

「おっぱいの奥、じんじん来てない?」
「……ぁ………ぁ………♡」

「もんでって言ってくれれば、ぎゅっとしてあげるよ?」
「……んっ……んっ♡」

「すごいね、服越しにこんなにシコってるのが分かる…………」
「……んっ……やっ」

 徹の人差し指と親指にクレスタの乳首が挟まれる。

「ほら…………」
「……んっ♡」

 そのままゆっくりと上へと持ち上げられ。

「……んあっ♡」

 ぱっと、その指を離される。
 そしてもう一度クレスタの乳首が徹に優しく摘まれた時、クレスタの両手が徹の腕を抑える。

「……ちょ……ちょっとまって……欲しいです――」
「――ん、どしたの?」
「……少し本気で気持ちよくなってきてしまいました……♡、ちょっと……その、はぁ……はぁ……」
「辛い? 休憩する?」

 その徹の言葉に、クレスタは頭をふり、一呼吸おいてゆっくりと話しだす。

「……、トールさん。……その、わたしね、正直ですね」
「うん」
「――自分の胸が、嫌いでした」
「……うん」
「ちっちゃいころから変な目で見られて、挙句の果てには、変な男に襲われますし……」
「……大変だったねぇ」
「ハルマさんに助けてもらうまで、どこに行っても胸とかお尻とか見られてるって思ってました」
「そっか……、ハルマは強いから……、クレスタちゃんはハルマと会ってからはくっついていればその気持ちをごまかせると思ってたんだねえ……」
「――はい、運命の人だと思っていました、実際ステキだと思います、ただ……」
「……ただ?」

「――ずるいです。トールさん」
「…………」
「つい、さっきまで、聞き分けのない駄々っ子をあやしてるつもりでしたのに――」
「…………うん」
「――ちょっと、エッチな体にされちゃったみたいです……」
「クレスタちゃん……」
「――知りませんでした」

 クレスタの目の奥底に貪欲な快楽への渇望が育っていた。

「男の人の指ってこんなに気持ちよかったんですね――」
 クレスタの指が徹の指に絡まる。

「……うふふ、私もスケベさんですね♡」



 ――――――



「――んはぁぁ……♡ んっ……んっ♡ あん♡」

 クレスタが、体をビクビク跳ねさせながら嬌声を上げている。クレスタは後ろから抱えられおっぱいをぐにぐにと修道服の上から揉まれていた。徹の鍛えられた腕と手首と指が、たわわに実ったクレスタの胸を丹念に揉み込んでいく。修道服の上からでもはっきりと乳首が分かるのは既に下着を外しているからである。

「んぁぅ♡……はうう……ふぁぁん♡」

 乳首をぎゅっと抓られ、クレスタの体がくの字に折れる。そのまま彼女は前に手を付き四つん這いになるが、徹は愛撫の手を緩めない。牛のように垂れ下がった乳をぶるぶるとゆさぶり、先端の硬い突起をしっかりと確認すると、ぽよんぽよん下から揺らしてまるで胸を玩具の様に弄ぶ。

「んああああ……♡ だめぇ……♡……だめぇ♡」

 修道服の中で乳がぶつかり、たぽんたぽんとマヌケな音をだす。

「あはぁ♡ 恥ずかしい……♡ あ……♡ そこ♡ それっ♡」

 クレスタの喘ぎ声のテンションが一つ上がる。クレスタは乳頭よりも、根本の愛撫が好みであった。もちろんついさっき徹に開発された弱点だが。親指と人差指で乳輪部分をぎゅっとつまみ、乳首を押し出すようにぐにゅぐにゅとこねると、

「あっ♡ やんやん♡ ……はぁん♡」

 と、軽くイッているようで、体の力がカクン、と抜ける。そして決まって仰向けになり、物欲しそうな目で徹を見るのだ。クレスタの修道服がするするとまくられる。ぐしょぐしょの太ももと下着があらわになり、ロングスカートの修道服が胸までまくられる。

 そこには寝ててもそのボリュームを失わないクレスタのおっぱいと、こりこりにしこった乳首がある。

 その乳首に徹の口が近づき

 ――じゅぱ、ちゅぱぱ

「あん♡ んあああっ♡」

 マシュマロのようなクレスタのさきっぽが、徹の吸引により歪み、そして徹の口の中で勃起した乳首が舌でぞんぶんに弄ばれる。右の次は左、左の次は右。乳首と徹の舌の先端が唾液の橋で繋がる。それをクレスタは愛おしそうに見ていた。自分の胸を一心不乱に舐められるという行為が彼女の母性を刺激したのであろう。

 そして丹念な舌の愛撫のあと、徹の唾液がクレスタの両乳首に垂らされた。

「……ぁ……♡…………ん……っ」

 それはローション代わりとなり、再びクレスタの両乳首は徹の指の餌食となるのだ。

「――んぁぁぁぁぁぁぁ♡ ――あぁぁぁぁぁぁ♡ きもちぃぃぃ……♡」

 激しい胸揉みに乳首攻め、そして乳首舐めから唾液をまぶしてまた胸の愛撫。




 そんな執拗な胸攻めがしばらく続き――





「――ん♡ ――あ♡ 酷いです、トールさん……」

 上下に体を動かしながら徹を見上げるクレスタ。

「えー、なんでー?」

 と、上からクレスタを見下ろす徹。

 クレスタは徹の下半身に抱きつき、体を擦り付けている。
 豊満な胸はピッタリと徹に密着し、いやらしく変形中だ。

 クレスタが体を動かすたびに、にちゃ、にゅちゃ、と粘液が擦れる音が周囲に響く。

 いわゆるパイズリである。

「だって……♡ こんなの♡ また切なくなってしまいます……んっ♡」
「うん、コリコリの乳首が、体にあたってきもちいよ、クレスタちゃん」

 ――にゅる、にゅるん

「はぁ……はぁ……♡ ん……あ……♡」

 徹の肉棒はクレスタの胸の谷間にすっぽりと収まってしまっている。クレスタは胸の間にある熱い塊とこすれる両胸と乳首に陶酔し、快楽を楽しんでいた。

「んっ……♡ ん……♡  ――ひゃ!!」

 じれったい胸の感触を楽しんでいたクレスタの耳がぺろりと舐められる。

 後ろを振り返れば徹がいて、

「え、とーるさん?」

 そして目の前にも徹が居た。

「……うう、その発想はかなりろくでもないです……」

「えへへー、おっぱいはエッチになったから、今度はおしりとアソコもエッチになろうね~」

 そういって、徹(B)はクレスタの脇から両手を差し入れ、両の手でおっぱいを揉み始まる。
 そして、徹(A)は、クレスタのむっちりとした太ももに顔を埋め、

 ぬろん、とクレスタの秘所が徹の舌で優しくかき混ぜられる。

「……ふぁ♡ だめ♡ トールさんっ♡ そこ……あっ♡……ハルマさんの♡……あんあんっ♡……ああんっ♡」

 僅かな理性でクレスタは抵抗するが、
 後ろの徹にかつてないほどやさしく、乳首をしごかれ、耳を舐められ、白濁する頭の中で、クレスタのクリトリスが丁寧に徹の舌により、解されていく。

「あは……ぁ♡ とーるさん♡ お願い♡ おしゃぶりしないで、ぁぁぁぁあ……♡ あ♡ むいちゃ……っ……あ♡ あ♡ だめ♡ あぁん……もう、なんでそんなにやさしくなでるのぉ♡ イッちゃう♡ また……いっちゃうぅ♡ やああああ♡ ああああ♡ いってる♡ いってるぅ……♡ や♡ ゆび……入ってきちゃ、ひゃ♡  ……ぁ……ぁ♡」

 数時間前まで、恋人の無事を喜んでいたはずだった。
 何が掛け違ってこうなってしまったか。

 クレスタは下半身を抱え込むように抑えられ、強制的に自分では触ったことのない場所を、クレスタがしらない触り方で嬲られていく。胸の愛撫と同じく強制的に繰り返し快楽を与えられていく。何せ徹が二人である。

 散々下半身をクンニされた後、クレスタは立ったままアナルと、あそこを同時に舐められる。

「あっ……♡……あっ……♡……やっ♡ だめっ うしろ……っ♡ だめっ♡ あぁん、やだぁ、いっしょはだめです♡ あんっ♡」

 柔らかい舌の先端が、前後同時にうねうねとクレスタの股間で蠢く。
(……やだ♡ ……こんなの♡ あたま……とけちゃう♡)

 ――ちゅぷちゅぷちゅぷ、くちゃくちゃくちゃ

「んぁぁぁぁぁ♡ あぁぁぁぁぁぁぁん♡ 立って……られな……♡」

 クレスタのの足は二人の徹に広げられ、内股からガニ股になり、徹の舌に合わせて腰をがくがくさせながら、懸命にバランスをとっている。

「……ふっ♡ ……あっ♡ ぁ……っ♡ んんぅ……っ♡ だめ♡……だめ♡」

 クレスタが思わずバランスを崩して両手が前の徹の頭を抱え込む。

「辛いかな、それじゃあこうだ!!」

 そういって後ろの徹がクレスタの後ろから両足を抱え上げ、おしっこのポーズで持ち上げる。

「ひゃ……やだぁ……はずかし♡ あ……っ♡……あ……あ、それ♡ だめっ♡」

 足をM字に広げられて、支えている手がクレスタの内ももを伝い、股間の柔肉を左右ににちゃぁと広げる。

「あぁ……いやぁ♡」

 赤裸々に広げられた股間に今度は前側の徹の指がクレスタのクリトリスをこしゅこしゅとこすり、そしてもう一方の指で穴の入り口をこねこねとかき回す。

「やだぁ♡ あん♡ ……やんっ♡」

 最後に徹の舌がたんねんにクレスタのアナルのシワを解きほぐす。

「………………ひ♡………………あっ♡ あ♡……ひゃ♡……ん♡……はぁ♡」
「クレスタちゃん、前と後ろ、どっちがきもちい?」
「……あうう♡……わかん……ないです……よ、もう……あ♡」
「そっかー、それじゃあ確かめないとね?」
 股間に吸い付いていた徹は立ち上がると、クレスタの股間に指を当て、ぬぷぷ、と挿入し、

 ――ちゃ

「……ぁ♡ だめ♡ だめ♡」

 これから何がおこるか察したクレスタが体を強ばらせるが、後ろから抱えている徹がしっかりとクレスタの体を固定していた。

 ――ちゃくちゃくちゃくちゃくちゃくちゃ

「ぁぁぁぁぁぁ♡――ぁぁぁぁぁぁ♡――ぃゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ♡」

 徹の指が高速でクレスタのあそこをかき混ぜ、前後する。

「んぁぁぁぁぁぁ♡ いっちゃうぅ♡ ――いってるぅぅぅ♡」

 ぷしゃぷしゃと、クレスタの股間から飛沫が飛び、びゅっびゅと、股間から愛液がほとばしる。

「ほらぁぁぁ、クレスタちゃん、きもちいでしょ?」

「やぁぁぁ、動かさないでぇ……♡ ――いってるの♡、――またいってるの♡、――もうイってるのぉ♡ ――あ♡ ――ふっ♡ イク……♡ い♡……く♡」

 ――ぷしゃぁ

 と、クレスタの一際大きい痙攣とともにクレスタの股間が潮を吹く。

「んあああっ♡ ――ああああん♡!! ……あ♡ ……はぁ♡」

 完全に脱力し、しなだれるクレスタ。

 ――しかし

「――ほいパス」
「ほいほい」

 と、後ろの徹から前の徹へとクレスタの体が移される。

 今度は駅弁のような形で抱えられ、そのまま対面座位にかえてから、
 ゆっくりと、徹は後ろへと体を倒す。上には余韻にひたるクレスタが、徹の体に覆いかぶさるように横たわる。

「……はぁん♡」

 クレスタの巨乳が徹の胸板に擦れ、潰されてぐにゃりと変形する。
 そんなクレスタの下半身が不意に持ち上げられ、

「ふふーんふーん」

 鼻歌交じり徹が指でクレスタのアナルをゆっくりとほじり出す。

「……ひ♡ ……あっ♡ ……いやぁ♡」

 先ほどとは打って変わって緩やかな快感の並がクレスタの心と思考を溶かしていく。

「……あ♡……もう♡……わかんない♡……ふぁぁ……きもちいです♡……きもちい♡」

 ぴくん、ぴくんと震えるクレスタの唇が仰向けの徹へと吸いつく。

「――ん――ふぁ……とーるさん♡……とーるさん♡」

 涎を垂らしながら、子犬のように徹の唇を舐めるクレスタ。
 試しにトールが舌を伸ばすと。自ら舌を伸ばし、ちろちろと舌を絡めた。

「……あむ♡ んむ♡……ふぁ♡……とーるさぁん♡」

 あまく切ない快感にとろけるなか、クレスタのアナルから徹の指がゆっくりと引き抜かれる。

「…………あはぁ、きもちい♡ ……すきぃ♡」

 四つん這いで、徹の舌にをぺろぺろとしゃぶり付きながら、クレスタはアナルゆったりとした快感に体をふるわせ失禁する。

「……ふぁぁ♡ ……こんなの……はじめて……♡」




 数時間後。


 向かい合うクレスタと徹。クレスタはかっちりと元の修道服を着こみ、正座をしている。同じく徹もクレスタの目の前で正座をしている。

「……クレスタちゃん、痛いです」

 徹の右頬と左頬がクレスタに抓られ、みょぃーんと引き伸ばされていた。

「はい、痛くしていますから、他には? 何かいうことはありませんか?」
「……クレスタちゃんえっちだったね!! どうせまだハルマ来ないし、ちゅっちゅしようぜ?」

 そういった徹の両頬が、クレスタの一点の曇もない笑顏と共にさらにギリギリと引き絞られた。

「――はい、私にいうことは無いですか?」
「ええー?……ええと、うーん? ごめんなさい?」

 疑問形の徹の答えにぱっとクレスタの両手が話される。

「……はぁ……もう、自己嫌悪です。……なんでこんな事になってしまったんでしょうか」

 深い溜息とともにクレスタはどんよりと沈み込む。

「そりゃぁ……」
「――私がえっちだからとかいったら、ひどいことしますよ?」
「……え―」

「だいたいとーるさんは私をえっちな目で見過ぎです!! その、無理やり最後までしなかったことは評価してあげますけど、わ、私のっ……む、胸で……っ」

「えーと挟んで1回、乳首に擦りつけて1回、あーあれ分身したから2回カウント? クレスタちゃん両方の乳首こりっこりにしちゃってエロかったねぇ……。あとはクレスタちゃんが寄せ上げて扱いてもくれたし、ああそうだそうだ、俺の下半身に抱きついてぬるぬる、してくれたよね、あれ、すっごいきもよ…………あだだだだだ、くれすたちゃんいたいっ……いたいって」

 再び徹のほっぺたが摘み上げられる。

「おかげですごい臭いです……、もう、どうするんですか、どうするんですかぁ!!」
「いたいいたい、大丈夫だって、ハルマまだこないでしょ……」
「違います、シーリスとステラになんて説明すれば、ああ……もう、とーるさん、えっちすぎなんです……」

 どうせ二人共ぶっかけぐらいはやられてると思うから大丈夫なんじゃないかな、

 とかは死んでも言える雰囲気では無いので、徹はぱちんと指を鳴らす。
 ダンジョンの構造が変化し、二人の目の前に見事なお風呂が作られた。

「――わかったクレスタちゃん、責任を取ろうじゃないか」
「……とーるさんの力、ホントに分けわからないです。……でもまあいいです。覗かないでくださ……、……ってなんで私の胸をもんでいるんですか?」

「えー、だってさ、いくらでも洗い落とせるし時間もあるんだから今度は顔にぶっか……ってはい、じょーだんです。うん、じょーだんだって」

 思わず殺気を感じ、飛び退く徹。しかし――

「…………クレスタちゃん?」

 無言のまま、クレスタは徹へ近づき、そして――

「……ん♡……ちゅ♡…………ちゅ♡……はぁ♡……とーるさん♡」

 徹に体を密着させ、クレスタはぺろぺろと徹の唇に吸い付いて舌を絡ませる。

 クレスタの胸の中でなんども果て熱い粘液を吐き出したあの硬い肉棒。
 その肉棒から発射された熱くて、くさくて、生臭くて、そしてものすごく興奮する液体。

 体じゃなくて、顔に、もしかしたら口に、どろりと、かけられる。

 ――シーリス達にばれないなら。
 ――ハルマにばれないなら。

「――いっぱい私の胸で擦ってあげますから♡……いっぱい、かけて♡」

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ぬける  
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