マスター☆ロッド げいんざあげいん

第七話 魔王トールとハルマ君(7) 後編 その2


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「――チ・ン・ポ!! ――チ・ン・ポ!!」

 会場の声が一つになり大合唱を開始する。視線の先には大きなルーレットが回っており、既に「おっぱい責め」「フェラ」などの部分に「済」のマークが押されている。舞台の上ではシーリス、クレスタ、ステラが全裸で、それぞれ3人の徹の股間に顔を埋めていた。

「……んっ……んっ……んっ」

 ポニーテールを解かれ、髪をかき上げながらちゅるちゅると徹の股間に吸い付くシーリス。息継ぎで顔を上げるたび、唾液と先走り汁が舌からつーっと肉棒に垂れていく。

「んふ……、んん……んっ……んん♡」

 クレスタは仰向けで徹に馬乗りになられながらゆっくりと口に肉棒を出し入れされている。既に何回か出されているようで彼女の整った顔には既に白濁液がふりかかっている。

 ――ぴちゃぴちゃぴちゃ、と

 連続的な水音を響かせてるのはステラの口元である。まるで子犬のように仰向けになった徹の一物の先端を舐めまわし、時折口に含んでは味わっていた。

 3人が3人とも現状を諦め、そして没頭していた。
 ハルマはそんな光景を目の前で繰り広げられながら、ただカードを手に懊悩としていた。

 いつも元気でハルマと楽しい掛け合いをしていたシーリスの口がちゅうちゅうと、肉棒に吸い付いている。乳首を転がされ、亀頭をしゃぶり、きゅっと潰されれば、可愛らしい鈴声を上げて、舌先でちろちろと亀頭を舐りおねだりをする。そんな淫靡なコミュニケーションをいつのまに彼女は仕込まれてしまったのだろうか。

 包容力に富み、いつもハルマを支えていたクレスタ。あんなに男嫌いだった彼女がなんでコンプレックスのある胸まで使ってハルマ以外の精液を絞り出している。ぱんぱん、たぽたぽと、反響するあの音はいったいなんだろうか。まるで玩具のようにクレスタの胸が弄ばれているにもかかわらずクレスタの口と舌は徹の肉棒を追い続けている。

 そしてどんな時も一途に献身的に尽くしてきたステラ。今や彼女の献身は徹の肉棒へと注がれている。シックスナインの体位でぺろぺろと、玉から竿まで丹念に舌を這わせ、徹にご褒美をねだるその眼中には、もはやハルマはいないようである。いや、眼中にはある。今もこうしてハルマの顔を見ながら、「ご褒美」として股間の愛撫を堪能し、「――はるまぁ、きもちい!!」と叫んでいた。

「――チ・ン・ポ!! ――チ・ン・ポ!!」

 会場の掛け声ともに、ルーレットが回る。

「手マン」

 止まった瞬間舞台からベンチがせり上がり、3人がM字開脚の状態で一列に載せられる。
 そしてすぐさま、彼女達の股間に徹達の指が添えられて――

「ああああぁ……あっ……あっあっ……あんっ♡」
「ふああ♡ ……あっ くりだめ、くりだめぇ♡」
「……んっ――あっ、いく、もういっちゃう、いっちゃう、ゆびきもちいぃよぅ♡」

 くちゃくちゃくちゃくちゃと、響き渡る三者三様の股間の水音。
 ぷしゅっと一番に勢い良くステラの股間から潮が吹き出る。

「んはあああああ――♡ 、いってる、いってるから、ああん♡ ふあぁ、でちゃう、でちゃう きゃん♡ あんっ♡」

 お次は花弁を大きく広げられ、中指でクリトリスをこりこりされていたシーリスが嬌声を上げた。

「やだぁ、はずかしい……、お願い、広げちゃいやぁ、ハルマが、ハルマがみてるの、お願いぃ…………ああああ、くりだめ♡、くりくりだめぇ♡ ……イ……くっ――イくぅ♡」

 そんな横で尿道の周りをしつこくいじられていたクレスタがしゃあああ、と我慢できずお漏らしをお披露目した。

「…………んっ!! …………あっ!!  あああ……、いやああああ……、はるまさぁん……、すごいの、……あそこがもうすごいのぉ♡」

「はーい、一番最初にイッちゃった娘には罰ゲームだよー?」

 ぐったりしているステラの体を抱え起こし、とろんとしたステラの口へ徹は肉棒をつっこみ、カクカク腰を乱暴にゆすりだす。

「――んむうっ、――んむうっ――んっ♡――んっ♡――んんっ♡」

 息苦しそうに顔を歪めるステラだが、途中からクレスタとシーリスについていた徹の分身がステラの体にまとわりつき、胸と、股間を弄り始めてから声色が変わる。

「んむぅ♡、――んむううううっ♡」

 イマラチオが続けられている間にステラの股間から再び潮が吹く。
 後ろからもまれていた乳房が潰され、乳首がぎゅっと摘まれる。

「ほら、出すよ? しっかり飲んで、ステラちゃん!!」
「――んむうん♡ 」

 それは彼女の頷きか、それとも、二度目の絶頂の喘ぎ声か、ステラは体を震わせながら、口を細らせて、ちゅるちゅると、白濁液を嚥下した。

 肉棒から舌先が離れ、吐息がもれる、ふと、ハルマとあった目線は今まで彼が見たこともないような淫蕩な雰囲気を湛えていた。

 ちゅばっ、ちゅばっ、と促されずも、自ら徹のチンポに吸い付きお掃除フェラをするステラ。そんな彼女の口がそっと開き、

「――えへへ、はるま。……ちんちん、おいしい♡」

 また、ハルマの理性を一つ壊していく。
 同時に、会場に怒号が沸き起こる。

「――チンポおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」

 会場のルーレットが見事に「チンポ」で止まっていた。
 無題が組み上がる。丸裸に剥かれていたシーリスたち3人が舞台へと吸い込まれ、そしてハルマの目の前に瞬時に現れる。

 ――そう、このダンジョンに乗り込む前の服装で。

 凛々しいポニーテールに軽装の胸当てミニスカートとロングブーツのシーリス。
 ロングタイトの修道服に身を包んだクレスタ。
 フード付きの大きめなローブに黒のローソックスのステラ。

 それぞれ3人はハルマが閉じ込められている概念障壁に手をつかされている。
 そして、3人の徹が舞台したから登場し――

 まず、シーリスの突き出されたお尻を徹がねっとりと撫で回し、ミニスカートをまくり上げ、ショーツを膝までずり下げる。

「は、ハルマぁ……あっ――んっ」

 声が途切れたのは、徹がチンポをシーリスのアソコにくちゃくちゃと擦りつけているからである。

「やめろ……やめてくれ」

 ハルマのそのつぶやきは、一体誰に対してのものか。
 徹の手がシーリスの腰を掴み――

「ハルマ、ごめんね、私、――私、ハルマは迷惑だと思うけど、――んっ……初めては、ハルマと――――あぅううううう!!」

 づぷり、と徹の肉棒がシーリスの膣内に入り込み、膣壁を押し広げていく。
 極太カリ高、硬度は折り紙つきのと乙のチンポに処女膜などあってないようなものである。破瓜の痛みは異物の侵入による膣の伸縮の違和感により打ち消される

「――か、――ふ――、あ、あついぃ……っ」
「ああ……きっつい、あったかくて気持ちいいぜぇ、シーリスちゃん……?」

 シーリスはお腹の中を熱い何かに無理や伸ばされ、広げられて行く感覚に、遂に自分の全てが犯されてしまったことを自覚する。

「シーリスちゃん、わかる? 今、お腹のここらへんに俺のチンポがいるんだよ?」

 ぷにぷにと下腹部を押す徹。
 そして下腹部を撫でる徹の指が、結合部のクリトリスまで移動し、

「……いやぁ、はるまぁ、いやぁ……」

 それが何を意味するのか本能的にシーリスは察し、声を上げるが、

「シーリス、シーリ――」
「ああああ、やだぁあああああ」

 シーリスの体が震える。
 何度も覚えこまされたクリの味。
 甘美な刺激が体を溶かし、心を溶かす。
 体中からいやらしい体液が染み出される。
 汗であり、唾液であり、愛液である。

 滴る汗が、胸当ての中で固くなり始めてる乳首をなぞる。
 しまりの無くなった口から糸が垂れそうになる。

「シーリスちゃん、お腹、ぎゅうぎゅういってるよ? クリちゃん気持ちいんだねぇ、かわいいよっ」

 ――かろうじて緊張を保っていた膣内が、潤ってしまう。

 シーリスはせめてもの抵抗として顔を伏せる。だが、彼女の視線の先に飛び込んで来たのは、
 自分の股の間でせわしなくクリをいじり続ける徹の右腕と、ゆっくりと、本当にゆっくりと腰を引く徹の下半身。両手は概念領域に張り付いてはなれない。もうシーリスには待つことしかできない。

 挿入の刺激と引き換えに広がるクリトリスの甘美な快感。
 くにくにくにくにと、こねられるともうどうしようもない。

 ――彼女は、そんな体にされてしまった。

 そんな彼女の顎先を徹の左腕がくいっと持ち上げ、
 シーリスの緩んだ口元に舌を伸ばす。

 それと同時に、とん、とお腹の奥で軽い衝突。

「――――あ、………………あっ」

 シーリスは悟る。今はまだ快感はない。だが無視できないこの波は、きっと――、もう――



「おいおい、ハルマくん。シーリスちゃんばっかり食い入っちゃって、クレスタちゃんがかわいそうじゃないか」

 徹はクレスタの後ろから覆いかぶさり、両の手で彼女のおっぱいを修道服の上から揉みしだいていた。徹の亀頭はクレスタの縦筋を往復し、てらてらといやらしく光っている。

「ハルマさぁん……、ハルマさぁん……」
「――クレスタぁ!!」
「大丈夫です。ハルマさん。……私、耐えてみせますっ……、だからハルマさんも――、ひ、あああああうぅ……」

 ぬぷ、ぬぷり

 と、クレスタの膣が征服されていく。ぷつん、と大した抵抗もなく処女膜はちぎれ飛び、出血する間も許さず徹の肉棒が彼女の隙間を埋めていく。

「ひ――あ――、あ、――んっ。……だ、大丈夫です、これくらい、どうってこと――あうっ」

 そう強がった瞬間、クレスタのお腹の中でさらに奥へと徹の肉棒が進入する。

「はるまくーん? クレスタちゃんのアソコはすごいよぉ? シーリスちゃんで8割しか入らなかったのに、ぜーんぶはいっちゃった。柔らかくて、温かくて最高だぁ!!」

「……く、クレスタ?」

 ハルマが声をかけたのはクレスタが急に顔を伏せたからだ。
 それはクレスタの膣の奥の奥。アソコの入り口できゅっとしまり、蠕動運動の果てに行き着くクレスタの子宮口一歩手前。一番敏感な膣なかをちゅっちゅと、徹の亀頭がキスをしている。まるでお腹の中を啄まれるような感覚がクレスタの脳内を支配する。

「……は、ハルマ……さぁん」

 かろうじて絞り出したクレスタのか細い声。

「挿れただけでこれなんて、クレスタちゃんと俺相性いいのかもねぇ。大サービスだ、こりこりタイムで気持よくしてあげる。俺のチンコを締めれば締めるほど擦ってあげるからね?」

 そして徹はロングタイトの修道服を、前に垂れ下がっていた部分までしっかりと腰まで巻き上げる。ハルマの視界に絶望的な光景が飛び込んでくる。

 手をついているクレスタの腰から下。彼女の足が二本あり、そしてその後ろに徹の足が二本ある。だが、中心に一本。白く濁ったクレスタの粘っこい愛液がとろとろと垂れ続けている。

「……あっ、……ふっ……あふっ♡ は……るまさぁ……ん♡」
「く、くれすたぁ……」
「……だ、い丈夫……です……、大丈夫……、ですか――ひゃああああ♡」

 ――ぱんぱんぱんぱん!!

 クレスタの言葉を遮るように徹が乱暴に腰を動かす。

「あああああああ♡ ――はるまさぁん、お腹へんなの、ちゅって、すいつくの♡、きゅぽん、ってはなれるの♡ 」

「ああー、クレスタちゃんのまんこは絶品だぁ――、なぁハルマくん、慣らさないで全部受け入れてくれる肉便器ってのはなかなかいないもんなんだ、ああ゛ー、すげっ、クレスタちゃんいっぱい一緒にイこうねぇ?」

「んあん♡、やぁあん♡ ぁああああ――っ おかしくなっちゃう、おかしくなっちゃうぅうう♡」

「……ああぁ、クレスタぁ、クレスタぁ!!」

 そんな悲痛なハルマの叫びの横で、ステラが呟く。

「……はるま、……んっ……かわいそうな、……はるま……あっ」

 先ほど悪態をついたことが後ろめたいのか、ぎこちない表情をステラに向けるハルマ。
 だがしかし、ステラ視線が会うやいなや、ハルマは顔をしかめる。

「……ス……テラ?」

 彼女は笑顔だった。ローブを捲り上げられ、先ほどから徹がにゅっちゃ、にゅっちゃと先っぽで股間をかき混ぜているにもかかわらずだ。それは以前と変わらぬハルマへの信愛を感じさせる表情であったが、彼女の口からでる言葉はまったく正反対のものであった。

「……んっ、んふふ、……はるま、もう無理だよ? 見て? クレスタはもうあんなだし、シーリスだってもう、戻れない。……あん♡ ほら、みて必死で顔を伏せて耐えてるけど、もうお腹の中はとろとろだよ? ……トールの腰の動きが少し早くなってるでしょ?」

 そう言われてハルマはシーリスの方を向く。

 ……ぱん、……ぱん、と徹の腰がシーリスを突きこんでいた。

「……あっ はぁはぁ…………んぅっ♡ はぁ……う……ぅあんっ♡」

 それに合わせるようにシーリスの口から吐息が漏れていた。決して大きくは内が形の良い乳房が随分とやわらかく揺れている。内股の膝とは対照的に開いた股から滴る粘液がちゃっぷちゃっぷとハルマの耳へと届いてしまう。きっとあのミニスカートの中では何の抵抗もなく彼女の秘所をかき回し、蹂躙しているのがわかってしまった。そしてもはやシーリスが抵抗していないことも。前髪に隠れて表情は見えない。見えないが、彼女の口元で、揺れる体で、つま先立ちで腰を押しつけているその姿で、彼女がまだ自分が見たことが無い「女」の動きをしているのがわかってしまう。

「……はるまのばか、はるまのばか。一言、言ってくれればよかったのに、好きじゃなくても、一緒にいてもいいって言ってくれれば、――心だけは渡さなかったのに!!」

「そんないまさら――。ステラ……」
「……うん、いまさらなの、はるま。……だってもう私のあそこはトールのペニスを欲しがっているもの。……ねぇわかる? さっきからトールのあそこが私のまんこの入り口をかき回してるの。……もう、我慢できないの♡」

 ふりふり、と徹に対して腰を左右にふるステラ。その眼の奥には快感への欲求が渦巻いている。

「ステラちゃん、可愛くなったなぁ、――ほら、挿れてあげるから、ちゃぁんと、ハルマ君の前でおねだりするんだぞぉ?」

「……や、やめろ、もう、これ以上は――」

「……トール。ステラのアソコいっぱい広げて、クリをこりこりしながら、いっぱいかき混ぜて――、ふあああああああ、はるまぁっ、はいってきたよ? ……これ、おっきいよう♡」

 にゅるにゅると、半分ほどまで抽挿したところで徹は一物の根本を掴みグニグニとかき回す。

「んはああああぁ♡ トールのちんちんきもちい……♡ ……奥までいれてぇ♡」
「そらっいくぞ!!」
「――あうううう!! は、はるま。すごいの、お腹いっぱいなの、ひゃああ、あうっ♡あうっ♡」

 ステラの挿入をきっかけに、3人の徹が腰を動かすスピードを上げる。
 目の前には、かつての仲間たちが、恋人たちが、それぞれケツを突き出し、下半身をまくられ――
 ぱんぱん、ぱんぱんと3人が小気味良いリズムで犯されている。

「んっ♡」「あああん♡」「ふああ♡」「あん♡あん♡」「はぁん♡」「……あっ♡」「あん♡やん♡」

「そうそう、シーリスちゃん、いいよ、ほら、自分で腰振ると気持ちいだろ?」
「……やだ♡……そんなのわかんないぃ♡」
「こんなに濡らしてなにいってんの? ほらこんなにぐちょぐちょにして!!」
「いやぁ、いっちゃいやぁ……あっ……あっ♡ あ、やだぁ、ハルマみないでぇ!!」
「おほっ、締まるぅうう、よーし、ほら、ほらほらほらほら!!」
「――あはぁっ♡ いいぃ♡」

 見ないでといいつつシーリスの腰の動きは止まらない。思わず目をそむけたハルマが見たのは目隠しをされてさらに激しく突かれているクレスタである。

「んー、どお?クレスタちゃん。これならハルマくん気にならないでしょ?」
「――あっあっあっあ♡、わかりません、そんなの、……あっはっ、――ああん、やあん♡」
「うんわかんなくていいよ、よしこの際だ、胸の上までまくりあげちゃおう」
「――あっ――あっ、きゃっ……はぁん♡」
「ほーら乳搾りだぞ!! クレスタちゃんは、はずかしい発情メス牛だ!! おらおらおら!!」
「――あっ――あうっ、乳首いい♡ ――ぎゅっとしてぇ♡」

 そしてステラに至っては、既に何回か絶頂を迎えているようで腰砕けでへたりこみかけている。

「あ゛~ステラちゃんのまんこいいなぁ、きゅんきゅん、しっぱなしだぁ、感じやすいんだねぇ?」
「……んっ♡……あっ♡ だめぇ♡ もう休ませてぇ、あうううう♡」
「だーめ、ほら、ハルマくんが見てるぞ、ガニ股でアヘッてるステラちゃんを魅せつけてやる!!」
「ほらぁ、ほらほらほらほらほらほら――!! 出してやる、ステラちゃん、いっぱいだすぞぉおお!!」
「んああああああ、――いくううううう、――またいくうううううううううう♡!!」

 ほぼ自力で立ちバックの姿勢を維持することが困難なステラは下から突き上げられる恰好で、激しく揺さぶられ――、
 ぬぽん、と、徹の肉棒が抜けた同時に壁の手はそのままに、地面にへたり込む。

「あはぁ……♡ はるまぁ、出されちゃったよぉ……♡」

 和式便所にかがむような形でビクンビクン、と絶頂の余韻に浸るステラはハルマへと股間を魅せつける。ハルマの視界にとろとろと大量の精液を垂らすステラの秘所が映る。

「おらぁっ、クレスタちゃん、しっかり受け止めるんだよ!!」

 ずん、と最奥まで勢い良く突き込み、びゅくびゅくと射精する徹。

「――あはぁ♡ 熱いですぅ♡」

 クレスタと徹は互い絶頂を迎えながら密着して睦言を漏らす、

「……きもちよかった? クレスタちゃん」
「……ふぁい♡ すてきですぅ♡」
「……ね、こりこりしてあげるからまた、締めて? もう一回大きくしてよ」
「……あはぁ♡ だめぇ♡」

 そして、シーリスは、

「シーリスちゃん、もう、俺出てるんだけど腰止めなくていいの? 中出しだよ? ハルマじゃない男の精子中にでちゃってるよ?」
「……だってっ……だってぇ♡ トールのアソコ硬いままなんだもん、こんなの気持よくて止まんないよっ……あんっ♡……あんっ♡」
「だってさ、ハルマくん、ごめんねぇ、シーリスちゃんたっての希望なんだ、もう一回出すねぇ?」
「あああんっ♡ ……あっ♡……あっ♡……あっ♡ やあ、また激しい、こんなのすぐイッちゃう、あんあんあん♡」


 そして、




 すっかりと、イキ疲れて倒れこむ3人達。何回も徹に射精されたお陰でそれぞれの股間からは白濁液がどろどろ、と流れ出している。

「……これで、お前は満足なのか?」

 ハルマは徹へと問いかける。
 徹はそんなハルマに対して、フッと不敵に笑いかけ――

「そんなわけないでしょ、俺は君たちが楽しんだ時間と同じように、いやそれ以上にまだまだ楽しむよ」

 と、徹がハルマに向けて中指を立てたと同時に、ルーレットが回る。そのルーレットには、「正常位」「騎乗位」「二穴」「三穴」「玩具」「浣腸」などの文字が踊る。

「さあ、どうするハルマ君、これから正常位で俺とラブラブするクレスタちゃんを見ていくかい? それかガニ股で自分から俺のチンコに跨って腰をじゅぽじゅぽするシーリスちゃんを楽しんでいくかい? ああ、前後からサンドイッチにされてヒイヒイ言わされるステラちゃんを思い出にしていくのもいいかな? それとも誰のおしりから吹き出る浣腸液が遠くまで飛ぶか俺と賭けでもするかい?」

 そんな狂気に満ちた徹を見やると。

「……はは、付き合ってられるかよ」

 と、言い捨ておもむろに出したカードでハルマは自らの首を――












 掻き切る寸前で世界が止まる。


 徹以外の何もかも。




「――ここまでか、まあまあ楽しめたほうかな」

 うーん、と伸びをして、ゴキ、ゴキと体を鳴らす。

「――ローラちゃん」
「――はい、徹様」

 何もない空間からローラが黄金色の剣を右手に出現する。

「ハルマくんの記憶操作よろぴく」
「……あら、徹様はどうされるのです?」
「もちろんステラちゃん達を犯すよ!!」

 そう、戯ける徹にやれやれと困った微笑みを向けながら、

「――その後のことですの」
「――うん? そうだねぇ」

 少し思案の後、徹はいつもと変わらない調子で――

「まあ、なるようになるでしょ――」

 徹の宴は続いていく。
 ――いつかどこかで、彼が誰かに支配されるまで。


 再び世界は動き出す。

「――ああん♡ イクっ――いくぅっ♡」

 今夜の宴もまだまだ続きそうである。

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ぬける  
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