あの日の私はきっとどうかしていました。あの楽しくも、自分の知らない世界の扉を開いてしまったあの日。私は初めて男の人の性器を咥えて、……いえ、咥えたなんて表現は正しくありませんでした。そもそもあの日の出来事の中ではそんな事は些細なことです。
今思い出しても恥ずかしい。顔から火が出そうです。
なんど忘れようとも、無かったことにしようとしても、あの日の出来事は私の記憶から消えてくれません。なのにあの先輩ときたらっ。……信じられます? 学校では何事もなかったかのように接してくるんですよ。私に、あんなことさせておいて。……あんな、あんな気持ちが良いことを覚えさせておいて。
――ずるい。
ずるいずるいずるいです。先輩は神田先輩とか色んな女の人がいるから平気なんでしょうけど。私にあんなことを出来る人は先輩しかいないのに。
あそこを全部みられて、
おしっこをするところもみられて、
お世話されて、
舐められて、
あんなに、あんなに気持ちよく舐めてくれて人なんて先輩しかいないのに。
はぁ……前はあんなに執拗になめ回すくせに、指を挿れてくれるのはお尻だけなんて、酷いです。いえ、その嫌いなわけじゃないんです。最近満足できないんです。今までのこっそりとしたオナニーじゃ全然満足できません。お店の手伝いもあるし、弟達の面倒も見なくちゃいけないですし……。
先輩、知ってますか。
私、新聞部に良く行くようになりましたよね。
鍵を預かって戸締まりとかもするようにもなりました。
うふふ、先輩。ご存じですか。
先輩の使っている椅子で、私こっそりオナニーしてるんです。
パンツを脱いで、先輩の椅子にぴっとりアソコをくっつけて、
先輩が置いていった上着の匂いを嗅ぎながら、こりこりあそこの突起をこするの。
おしりはまだ一人で怖くてできませんけど、いっぱい舐められて、膣の入り口をこちょこちょされちゃって、ちゅうちゅうとふやけるまで、先輩にしゃぶり尽くされてしまった、私のえっちなあそこの責任は取ってもらわないと困ります。
何回も何回も、武智先輩の上着を抱きしめながらイくんですよ。
三回に一回は権野先輩が使ったタオルでしちゃいますけど。
ああ、武智先輩の椅子でギシギシさせながら、権野先輩のタオルでいっぱいえっちなおつゆを、ぴゅーぴゅーさせるのが私の秘密です。誰もいない新聞部室で、思う存分ひとりえっちが出来て私は幸せです。いくらでもイけちゃいます。
でも、足りないんです。
むなしいんです。
心が寂しいんじゃ無いんです。
体が満足しないんです。
私の指じゃだめなんです。
武智先輩のあの生臭くて凶暴なあれを咥えたい。
無理矢理お口に突っ込まれてじゅるじゅる吸いたい。
そして、良く出来ましたと褒めてくれたら、たっぷりあそことお尻を責めてもらうの。
香のはしたない股間を、蹂躙してもらうんです。
先輩の禄でもない思考で、
先輩の碌でもない行動で、
ああ……、私のこのお腹に溜った期待をどうにかして欲しい。
私のお尻の穴とあそこをこすこす嬲って欲しい。
もう一度、あの体中が痺れる夢のような快感に身を震わせたい。
そんなはしたない期待が、どこかに現れていたのでしょうか。
今の状況が偶然によるものだったのかどうなのか、分かりません。
五月も後半、そろそろ五月雨の季節です。
運がいいのか悪いのか、放課後に私は一人傘を忘れて、待ちぼうけをくってしまいました。今日は本校舎とはことなる多摩校舎での練習だったのですが、後片付けと戸締まりをしているうちに一人になってしまいました。
雨がやむ気配はありません。
私は意を決して雨の中を走り出しました。
思ったよりも雨足は強く、すぐにずぶ濡れになってしまいました。
途中コンビニで傘を買おうと思いましたが、これだけ濡れてしまってはかわりありません。
「あれぇ、香ちゃん?」
そんな時、聞き覚えのある声が私の耳に入ります。そこには私服の武智先輩がいました。そういえば学校からは遠いけど駅前のマンションに一人暮らし、そんな噂を聞いたことがあります。
「うっわ、ずぶ濡れじゃん。なにやってんのさ、うちここだからよっていきなよ」
立ちすくむ私を先輩は強引に引き入れて、自宅へと入れてくれました。なんか一人暮らしにしてはとても広くて、高級感が溢れる部屋です。これがデザイナーズマンションという物件でしょうか。先輩はずぶ濡れの私を構わず中にいれてくれました。床がびしょびしょになるのも気にせずに。本当に観覧車で私にえっちなことをしでかした先輩と同じ先輩なのでしょうか。
「へくち」
ずいぶん体が冷えてしまったようです。先輩のお言葉に甘えてお風呂を頂くことにしました。その前に携帯電話で傘を忘れたことと、ちょっと遅くなるけどタクシーを拾って家に帰ることを伝えます。
先輩の家のお風呂は集合住宅にあるまじき広いお風呂でした。しかも全自動湯張りでもうほかほかなお湯が広い湯船に張っています。これ、女の子なら四人ぐらいはいっしょに入れる広さじゃないんでしょうか。
「ふぁぁ……」
あったかいです。
とても気持ちいいです。
先輩、ごめんなさい。
濡れ鼠の私を連れ込んで、「どうせ濡れ濡れなんだから、あそこも濡れ濡れなんだろ?」とかいいつつ。えっちなことを私にしようとしていると疑って済みませんでした。御礼に今、お風呂でオナニーはしないでおいてあげます。
とても温まりました。ほかほかです。
何故か女の子用のシャンプーとコンディショナーがあったので使わせていただきました。神田先輩のものでしょうか。すごくいい香りです。さて、着替えはどうしましょうか。ごうんごうん、と回っている洗濯機の中に制服も下着も入っています。武智先輩の上着フェチと化してしまった私にとっては、武智先輩のぶかぶかTシャツとかでも一向に構わないのですが、むしろ持ち帰りたいのですが、と思っていた所。目の前の着替えが用意されていることに気がつきます。
……いやにサイズがぴったりなのですが、この服はいったいどなたのものなんでしょうか。
いえ、そんなことは問題ありません。
これは、その、なんというかです。
私はそんなに胸が大きい方ではありません。
なので、その。それでも、この服は。
私の体のラインにぴったりと張り付き、いろいろ主張してしまいます。いえ、苦しいわけじゃないんです。肌触りもすべすべで、着心地が良くてとても快適なのですが。そのブラをしていないので、しっかりと乳首が浮いて見えてしまっています。このまま出て行くのはちょっと抵抗があるかもしれません。
……五分くらい考えていたと思います。
結局私はこのまま行くことにしました。
思えば武智先輩にはもっと恥ずかしい格好や所業を見られています。
キャミに浮いた乳首ぐらいが、いまさらなんだというのでしょうか。
いえ、その恥ずかしいのは恥ずかしいのですけど。
そのままリビングに行くと、武智先輩は温かい飲み物を用意してくれました。
コーンポタージュのいい匂いがします。
落ち着きます。
武智先輩と会えていなかったら、私は風邪を引いて酷く体調を壊していたかも知れません。
「あの、先輩。お風呂ありがとうございました。正直いって思ったより濡れちゃって後悔していたんです」
「ああ、別に気にしなくてもいいよそれくらい。雨の日に限らずさ、香ちゃんも部室でオナニーした後下着とか気持ち悪かったら気軽に家のお風呂使っていいからね」
「あ、ほんとですか、それは助かり……ま……。 ……えっ?」
正直にいいます。
私はこの時なにがなんだかわかりませんでした。
「あれ、聞こえなかった? 香ちゃんの椅子にオマ○コ擦りつけクリナニーで股間がぐじゅぐじゅのまま帰るのが気持ち悪かったら――」
「きゃああああああああああ、やめてくださいっ、それ以上言わないで、言わないでくださいぃぃぃっ!!」
どうやら、私のはしたない一人遊びは全て筒抜けだったようです。部屋の監視カメラにしっかりと映っていた私を見つけて先輩は内々に処理をしてくれたらしいのですが。
……その画像が、なんで今目の前のTVに流れているんでしょうか。
ねぇ先輩。なんで私のオナニーコレクションなんて書いてあるメディアが五枚もあるんですか? ねぇ先輩?
気づけば私は先輩の首をがくがくと揺すっていました。
いけません。ここは流されずにきちんと追求しなくては。
……
……
ああ、でも、こうして乳首がこりこりされるのすごく気持ちいです。
この他人の指で私の乳首が弄ばれる感覚は久しぶりです。
「せ、せんぱい、こんなことでごまかされませんから、ごまかされないんだからぁっ、ふぁぅ♡」
記事の薄いキャミソールの上から、浮き出た乳首をコリコリ摘ままれてぴんぴん弾かれて、
ああ……先輩酷いです。そんなにいやらしくされちゃったら。私はあの日に覚えさせられてしまった、弄られる喜びを思い出してしまいます。
「いや、せんぱい。やだぁ」
いやです。先輩。
弄るのをやめちゃ、いやなんです。
香の硬くなったさきっぽを、あのときみたいにこりこりちゅぱちゅぱとお仕置きしてください。きゅきゅって扱いてぎゅぅって嬲ってください。ああ、もう、もっと。もっと玩具みたいに弄んでください。
キスだっていくらでもしますか、ぺろぺろだって、れろれろだってちゅーちゅーだって、なんでもするし、いっぱいごっくんしますから。
はぁ、やっぱり先輩の指はすごい。
はい、いいですよ。ご奉仕します。
私の乳首をきゅーって引っ張って、くにくに嬲ってくれる間、先輩に私の唾液をたくさん飲ませてあげますよ。はぁ、あたまがジンジンします。キスって本当に不思議です。権野先輩はトラウマがあるから無理だけど、武智先輩で我慢してあげます。ふぁぁ、舌先でぴんぴんしあうの大好きです。武智先輩は私の乳首をこしょこしょしながら長く、とても長く舌を絡め合うのが好きなようです。友達の彼女の唇を吸うという行為はそんなにも興奮する行為なのでしょうか、私には分かりません。
そんな事を呟きつつ、私は片手であそこを弄くり始めます。
だって乳首だけじゃ焦れったいんです。
私は自分の乳首と舌を差し出す変わりに先輩のキスと指の愛撫を受けてオナニーするんです。そう、これは自慰行為です。お部屋でこしゅこしゅ擦るのも、いまここで乳首を弄られながら、舐められながらオナニーするのだって些細な差なんです。
――だったら、絶対に気持ちいほうがいい
香は悪い子です。
だって、そんなの屁理屈だってわかってます。
でもあとちょっとでいけるんです。
久しぶりなんです。
あのデート以来なんです。
ああ、ごめんなさい権野先輩。
いまだけ、いまだけ、香のお行儀の悪いあそこを許してください。
ああ……、いいです。良くなってきました。
そうです、先輩はずっと弄ってくれています。
疲れないのでしょうか。
でも私にとっては都合がいいです。
これなら、きっと――、何回もいけます。
ふぅ、あたまが痺れてきました。なんだか涙もにじんできます。
そうです。いっちゃう時はいつもこう。
私は、真堂香という女は、気持ちが良すぎて、泣きじゃくって、
いろんなものを出しながら気を遣ってしまう、お行儀の良くないはしたない女なんです。
ああ、もう考えるのはやめです。
おま○こきもちいです。くりをコリコリすると、くにくに歪みます。
痺れて、かゆくての。こしゅこしゅするの。どんどんどんどん、こしゅこしゅするの。
いっぱいいっぱい。こりっとした私のお股のぽっちをこしゅこしゅするの。
ああ、視界の隅で先輩が喜んでる。
スマホを見ながら喜んでる。
きっと撮られているんだろうけど。
でもそんなことどうでもいい。
「あはっ♡」
ぷぴゅってわたしの股間から、あったかいえっちな噴水が飛び出して先輩にかかっています。
ああ、きもちいー♡
ぷっぴゅっぴゅっ。
あはは、先輩もっとでますよー。
わたし一生懸命に、こしゅこしゅしますね。
あと三回はぴゅぴゅするんです。
あー、いくいく。いくいくきもちー。
あ゛っ……、あ゛っ……、あ゛♡ー……。
私は反省をしなくてはいけません。
またやってしまいました。
いえ、そのお漏らしとかそういうものではないのですが、その……。
私の後先考えない絶頂行為によって武智先輩のベッドに大きな染みができ、中綿まで湿ってしまっています。ずぶ濡れなところを助けていただいたのに、逆にわたしが股間を濡らした結果、武智先輩の寝る場所を奪ってしまいました。
「あの……先輩。申し訳ありません。私、ちょっと調子にのってしまいました。お掃除とお洗濯手伝いますので……」
私は素直に先輩に謝ることにしました。
弄ったのは先輩です。
でも、したいと思ったのは私ですから。
そこまで厚顔になれるほど私の神経は図太くありません。
ただ残念なだと感じてしまうのは、きっと今日の行為はもう終わりなことです。いえ、名残惜しいのではなく。その口元が物足りないというか、口寂しいというか。まだ先輩のをおしゃぶりさせてもらってないので、いえその。決してフェラしたいとかそういうわけではなく。
違います。別におしゃぶりしながらオナニーしたいわけじゃないです。ただ、お口をかき回されながら弄られてイかされてしまうのが、ものすごく気持ちがいいだけで――、そのツボにはまるというかですね。
「え、大丈夫だよ? この布団丸洗いできるし、もっと今から汚れちゃうし、気にしない気にしなーい」
そういった武智先輩の手に、握られたそれを見て、私は思います。
この先輩はやっぱり、あんぽんたんの唐変木でほんと予想が付かなくて――。
結論から言います。
私はまた、踏み出してはならない一歩を踏み出してしまいました。
お父さん、お母さんごめんなさい。
権野先輩、ごめんない。
わたしは、香は――
自分がこんなにエッチな子だなんて知らなかったんです。
ベッドの上で犬のように四つん這いになったわたしの肛門からぽこぽこまるいなにかが出てくる度に。わたしは喘ぎ声という名の獣みたいな鳴き声を、はしたなく出しちゃいました。
ぽこん、とお尻からまるいあの玩具が飛び出ると、ふあん♡ って鳴かされちゃうんです。
ぬぽん、とお尻にまるいあの玩具を詰められると、あうん♡ って鳴いちゃうんです。
出すのも入れるのもなんて甘美な感触なんでしょうか。
ふと時計をみればもう夜の九時です。
放課後からの二時間ちょっとで、わたしのお尻は卑猥な玩具の卵をぽこぽこ産んで、ぬこぬこ受け入れちゃう下品な穴に生まれ変わってしまいました。でもやめられないんです。きもちがいいんです。今なら発情期の犬の気持ちがわかります。腰が動いてしまうんです。
出し入れの最中は武智先輩が甲斐甲斐しくわたしのクリトリスを虐めてくれます。
もう、なんどもなんどもイきました。いっぱいいっぱい、イきました。
「よーし、香ちゃん。そろそろお尻でイけちゃうんじゃないのこれ」
武智先輩が右手に新しい玩具を持っています。うそです。信じられません。小さい真珠みたいなものが連なった細い棒が、先っぽをくねらせて暴力的に振動しています。あんなものを、先輩はあんなものを、本当にわたしのお尻の穴にいれるつもりなんですか。
ああ。
ああ。
その時わたしの顔に浮かんでいたのは間違いなく期待の表情でした。
ごくんと喉を鳴らした行為も。
あの卑猥な形でぶいんぶいん震えているあの玩具をみる眼差しも。
きっと武智先輩にはつつぬけです。
でも、もうそんなこと関係ないんです。
きゅうきゅう締まるわたしのお尻の穴をあの玩具がどんどん犯してくるのです。
冷たい玩具がぶるぶる震えて潤滑代わりのローションがぶちゃぶちゃ音を立てています。
ああ、もうなにも考えられない。
あついの。
お尻の穴があついの。
冷たい異物感がぐりぐりわたしの中を犯してくるくせに。
入り口は蕩けたみたいにふにゃふにゃで、あったかいの。
クリでイクのなんて問題にならない快感です。
きっと、この絶頂はわたしを壊してしまう。
お尻をほじくられてひいひいよがってしまうような変態に、
わたしの体をを作り替えてしまう。
お願い。
お願い許して。
お願いですから、いっぱいご奉仕しますから、いっぱいおしゃぶりもしますから。
なんだったら処女だってあげますから。
先輩。
お願いです。
どうか、私のお尻を優しくゆっくり壊して。
いっぱいいっぱい嬲ってから、ゆっくり優しく、隅々まで犯してほしいの。
入り口をこちょこと解して柔らかくしてから、ずんずん出し入れしてほしいの。
うふふ。こんなきもちがいいこと、すぐに慣れちゃもったいないですから。
今日はもっといっぱい、イっちゃうんです。
もっともっと、ぴゅっぴゅしちゃうんです♡
微睡む意識の中、私はお尻にささったまま震える玩具に犯されたまま。いっぱいいっぱい、湿ったお股から粘ついたお汁を垂らしだがら、先輩の生臭いおちんちんをお口にほおばりました。
ああ、父さん。
雨がやみそうにないので、今日は学校の寮施設にご厄介になります。
中央線止まっちゃってるし、青梅線も動いてないでしょ?
これが初めてじゃないし、別にいいよね。
「ねぇ、先輩。修学旅行のご予定って決まってるんですか?」
がんばっておしゃぶりしますから、ご褒美ほしいです。
いっぱいいっぱい、えっちで震えるしっぽを生やして、ご奉仕しますから♡
わんわん♡